TRACEABILITY

トレーサビリティが
重要だと考えます

TALMUSはトレーサビリティが重要だと考えます。
世界中で素材偽装がもっとも行われるカシミヤだからこそ、どこで飼育されたカシミヤ山羊がどこで採毛され、
どこで紡績・染色され、どこで編みたて縫製されているかの透明性は、エシカルなブランドとしての役割です。
TALMUSの製品は内モンゴルの協力工場との強いパートナーシップにより、綿密に管理され、
世界でも最も検査の厳しい日本のマーケットに流通しています。

稀少なホワイトカシミヤ

北緯40度から45度にある中国領:内モンゴルは、昼夜の寒暖差が20度から30度ある広大な草原を有しています。品質も繊維の細さ、長さが共にベストなカシミヤが得られます。その中でも、内モンゴル自治区のわずかな産地から産出される「ホワイトカシミヤ」は、最高級とされています。

オルドス草原で育つアルバス白山羊

世界的に、阿拉善(アラシャン)、阿爾巴斯(アルバス)のホワイトカシミヤは最高品質として知られていますが、TALMUSの製品はオルドス草原の「アルバス白山羊」の絨毛を主に原料として使用しています。内モンゴル西南部のオルドス草原には約700万頭生息しており、厳寒の気候から体を守るため、柔らかな産毛を豊富に蓄えています。

一頭あたり年間100g

一頭のカシミヤ山羊から採れる産毛は年間100gにすぎません。毎年4月から5月、夏に向けて気温が上昇し、自然に毛が生えかわる時期に梳かれます。TALMUSの通常の製品は1歳半から2歳半の山羊から採毛された絨毛が使用されています。

血統管理

中国では1980年代からカシミヤ山羊の血統管理をすべて国が行っています。そのためアルバスやアラシャンの白山羊も絨毛の品質を守るため、個体ごとに管理されています。内モンゴルでは牧人の家族単位で飼育する頭数が決められ、また草原を守るために放牧面積も一頭あたり約1万㎡と定められています。

内モンゴルでの一貫生産

TALMUSは世界でも最も上質なカシミヤが産出される中国・内モンゴルで、厳しく管理された環境のもと放牧されたカシミヤ山羊の絨毛を使用しています。染色、紡績、編み、縮絨、起毛、縫製、検品までのカシミヤ生産に関する一連の工程を近代設備により完璧に管理されたカシミヤ専用工場で一貫生産されています。